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なんかレビューを待ってる人がいるとか、いないとか。あんまり使い込んでみてはないけどとりあえず紹介。
これを使うことで何が嬉しいか
GAEのDjangoで使えなかった以下のものが使えます。(他にもあると思う
- contenttypes(GenericRelationはまだ使えない)
- auth
- admin
- flatpages
- generic view(ragendja)
- manage.py
一番大きな点は、authとadminが使えることだと思います。
adminはDjangoの中でも重要な機能なので、これが使えることで開発や運用はかなり楽になります。
contenttypesではまだGenericForeignKeyは使えないそうですが、これも汎用のアプリケーションを書くためには必須なので嬉しいです。
manage.pyのコマンドはDjangoと多少異なりますが、runserver/shell/test/dumpdataなどが使えて、追加でいくつかの便利なコマンドもあります。
また、ragendjaというdjangoのアプリケーションが入っており、これにも便利な機能(関数)がたくさんあります。
ちなみにDjangoのModelは使えません。AppEngineのModelを使用することになります。
使い方
英語ですがドキュメントがあります。
http://code.google.com/p/app-engine-patch/wiki/GettingStarted
以下からサンプルをダウンロードしてきます。
http://code.google.com/p/app-engine-patch/
manage.py runserverでそのまま動かせます。
自分のプロジェクトに組み込むには、common, manage.pyをコピーしてurls.pyとsettings.pyを作成する必要があります。
気にするべき
今後GAEがどうなるかはわかりませんが、たとえばGAE側でDjangoのサポートがもっと強力になるとこれは必要なくなるかもしれません。
また、今は作者の方が一人?でひたすら開発しているみたいなので、その人が手放すとメンテが止まってしまうかもしれません。パッチを送ったりして支援すると良いと思います。
まとめ
Adminが使えたりすることでGAEの可能性が広がるので、是非使ってみるべき。