VagrantでCentOS6.4を使ってみる

MacOSX 10.6で試しました。VirtualBoxはインストール済み。
Vagrantdmgイメージのものをダウンロードして、インストールしました。
Vagrant by HashiCorp
インストールすると、ターミナルでvagrantコマンドが使えるようになります。

Vagrantで使えるboxを探す

このページにVagrantで使えるboxファイルがいろいろあります。
A list of base boxes for Vagrant - Vagrantbox.es
が、CentOS6.4がまだない。

CentOS6.4のBoxを探す

なければ自前で作らないとダメかなーと考えてたけど、探してみたら公開してる人がいました。
Vagrant Base Box Downloads
NRELってのはアメリカの国立再生可能エネルギー研究所っぽい。内部で使ってるものを公開しているのかな。
これを使わせてもらうことにします。

使ってみる

Vagrantをインストールしてすぐの状態から以下コマンドを実行したら、CentOS6.4が使える状態になりました。

$ vagrant box add centos6_4_x86_64 http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130309.box
$ vagrant init centos6_4_x86_64
$ vagrant up
$ vagrant ssh
Last login: Tue Mar 12 15:59:36 2013 from 10.0.2.2
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
[vagrant@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.4 (Final)

初回だと実行したカレントディレクトリにVagrantfileが作成されました。複数のVMを動かしたり、このVagrantfileをどう扱うべきなのかまではまだ調べていませんが、とりあえず使うのには簡単ですね。
Chefに手を出すつもりはあんまりないってTwitterで発言していたら、Fabricでいいんじゃないかって言われました。
たしかに切り戻しとか再利用をあんまり考えないのならFabricでも十分かもしれない。
VagrantでFabricを使う例はググってみたらすぐに見つかりました。
Use Fabric on Vagrant instances
Vagrantの鍵ファイルのパスを取得して使うみたいです。
個人的にはVirtualBoxじゃなくてVMwareFusionで使いたいなーと思ってググってみたら何か動画が。
Vagrant VMware Fusion Provider Preview on Vimeo
投稿してるのがVagrantの中の人だし、近いうちにVMwareFusionもサポートされそうですね。
Vagrantはこれから便利に使わせてもらおうと思います。