Python2.5+Djangoのインストールレス環境として、Instant Djangoというものがある。
今回はこれに目をつけた。というか「インストールレスでここまでできてるのならコンテナもすぐ動くんじゃね?」と思ったわけです。
結論から言うと、ばっちり動きやがりましたよ。
では、その手順。
- Instant Djangoのダウンロードと展開
Instant Djangoのページから落とせばOK。DBファイルのパスに2バイト文字が含まれると、pysqliteが文句を言うので、2バイト文字を含まない場所に展開。展開するとdjangoフォルダができていると思う。
- WSGI Containerのダウンロードと展開
WSGI Containerをダウンロードして先ほどのdjangoフォルダに展開。wsgicontainerという名前のフォルダができているはず。
- Instant Djangoのバッチを修正する
django/start.batをwsgicontainerが動くように以下のように修正する。具体的にはPYTHONPATHにPython25/LibとPython25/Dllsを足して、最後にコンテナを起動するように変えただけ。
cls @echo off path = %CD%\Python25;%CD%\Utilities;%CD%\Utilities\svn-win32-1.4.4\bin;%CD%\Utilities\exemaker-1.2-20041012;%CD%\Utilities\npp.4.1.2.bin;%CD%\Utilities\sqlite-3_4_0;%PATH% set PYTHONPATH=%CD%\Python25;%CD%\Python25\Lib;%CD%\Python25\Dlls;%CD%\Python25\Lib\site-packages exemaker -i "%CD%\Python25\python.exe" "%CD%\Utilities\django-admin.py" "%CD%\Utilities" echo. echo Instant Django is now ready echo. cd %CD%\wsgicontainer container
- WSGI Containerを起動する
start.batを実行するとWSGI Containerが起動します。
これでUSBメモリに環境構築できたりする。ついでにサイズは大きいけど配布も楽になる。