Dartの開発環境を準備する

社内ライブラリのDart版の動作検証をするために、Dartの開発環境を準備する必要があったので、自分用にまとめておく。

DartSDKのインストール

Dartのコードを実行、ビルドするためにはSDKをセットアップする。

Get the Dart SDK | Dart

今回はUbuntu環境だったので、Linux用の手順でaptを使ってパッケージをインストールした。手順通りで特に問題なし。

dartコマンド

dartの実行、ビルドなどは dart コマンドからできる。

サードパーティパッケージ

pub.devというサービスがパブリックなサードパーティパッケージのホスト先。

アプリの依存パッケージは pubspec.yaml ファイルに記載。

dart pub get コマンドで依存パッケージをインストールできる。

dartコマンドからファイルを指定して実行

main.dart ファイルを実行する場合、

dart run main.dart

dartコマンドでコンパイル

main.dart ファイルをコンパイルする場合、

dart compile <target> main.dart

<target> には exe(実行ファイル) や jsJavaScript)などを指定できる。

exeの場合、Dartのランタイムを含む実行ファイルが出力される。クロスコンパイルの機能はないが、各コンパイル環境のOSで実行可能なバイナリを生成できる。

導入から実行、ビルドまではスムーズにできたのでよかったです。