畑 2023

この記事は pyspa Advent Calendar 2023 の3日目の記事です。昨日は tokoroten の「2023年活動報告」でした。

今年も畑の成果報告です。

市内の民間の農園で4m×5mの小さい畑を借りています。以前は2016年~2018年に3年間借りていて、その後、去年から借りているところです。

以前の畑についての記事

2023年の成果

2022年の9月から使用している畑なので、去年のアドベントカレンダーの記事では、あまり多くの収穫がまだなかったのですが、今年は1年通して野菜を作れたので、たくさん成果がありました。

年始は1月にキャベツを収穫しました。

ブロッコリーは12月~4月ころまで収穫できました。長い。

きぬさや、スナップエンドウ、そら豆、ナス

食用ほおずき

食用ほおずきは、ミニトマトに似た食味で結構甘いです。7月~9月ごろにたくさん収穫できました。

ナス、ししとう、食用ほおずき、ミニトマト、とうがらし、ピーマン、錦糸瓜

糸瓜は前年に実を買って食べたあと、残しておいた種から育てたのですが、うまくいきました。

すいか、赤紫蘇、きゅうり

ピーマン

とうがらし

さつまいも

うまくいった・良かった点

  • 接ぎ木タイプの苗
    • ナスやトマトは接ぎ木した苗がホームセンターに売っていて、それを使った。過去にタネから育てたときよりも生育状態は比較的良かった。
  • 雑草除去
    • 春、夏ごろは、雑草除去を過去の畑よりも比較的うまくできていた。
  • マルチング
    • マルチで畝を覆うのは、ほとんどの野菜で有効だった。土が乾きづらくなるので水やりの頻度を下げれたし、土に潜って根を食べる害虫への対策にもなる。
  • 敷き藁
    • 夏場の乾燥対策に使用したが効果があった。畝の間に敷くと土が乾きにくくなる&雑草対策になる。マルチと違って空気を通すため、完全に乾かないわけではないので、根腐りを防ぎつつ乾燥対策ができる資材。
    • さつまいものツルを伸ばす時には、土への接地を避けれてツルが根を張る対策になるのも良かった。
  • 収穫量増加
    • 乾燥対策、枝の伸ばし方により、実の収穫量は過去最高だった。過去4年の畑とは、かなり違いがあった。地植えの利点を活かす栽培が重要。
  • おすそ分け
    • 収穫量増加で消費しきれない分を家族、友人、近所の人などにおすそ分けできた。消費しきれない場合は今後もやっていきたいと思う。
  • 収穫体験
    • 友人の子たちに、野菜の収穫体験をしてもらうことができた。機会が作れれば、またやりたい。
  • ししとう・ピーマン
    • 5月に植えて、6月から12月まで収穫できた。長くてよかった。
  • ナス
    • 5月に植えて、6月から11月まで収穫できた。長くてよかった。消費しきれないので株は少し減らしてよいかも。

失敗した・悪かった点

  • 蝶・蛾対策
    • 蝶や蛾などが葉物野菜に卵を産み付けて、孵化した幼虫(イモムシ)が葉や実を食い荒らす。卵を見つけたら除去する対処が必要。農薬の使用はなるべく避けたいが、ひどい場合はオルトランなどの農薬使用もやむなし。
  • ウリハムシ対策
    • イカ、キュウリ、錦糸瓜などのウリ科の葉はウリハムシが大量に発生して食い荒らされた。木酢液や、捕獲用の道具などで対処を考えたい。
  • カメムシ対策
  • 蟻対策
    • 食用ほおずきは蟻が実を食い荒らす。アリの巣を見つけたら苦土石灰で対処を考えたい。
  • ネズミ対策
    • イカ、さつまいもはネズミ被害があった。金網、木酢液などで対処を考えたい。
  • イカ
    • ネットで上に伸ばしてみたところ、実の重さでつるが切れてしまった。
    • 植え付けが遅くて実が大きくならなかった。
  • 行者にんにく
    • ホームセンターに苗が売っていたので植えてみたが、生育環境が合ってなさそうだった。気温が高すぎて枯れてしまう。
  • にんにく
    • 球根が大きくならなかった。肥料不足か土が合ってないかのどちらか。
  • 玉ねぎ
    • 球根が大きくならなかった。肥料不足か土が合ってないかのどちらか。
  • ブロッコリー
    • 長期間収穫できていたが、2月にムクドリに葉を全部食べられてしまった。ネットで鳥よけするなどの対策を考えたい。
  • キャベツ
    • ムクドリの被害あり。蝶や蛾の幼虫の食害あり。
  • ビーリー
    • 雑草対策がうまくできてなくて、イモムシに食い荒らされたりして失敗。
  • さつまいものツルの伸ばし方
    • さつまいもはある程度ツルを伸ばさないと根が大きくならないので伸ばしたのだが、取り回しに失敗して他の野菜の株の生育を妨げることになった部分があった。範囲を抑制するために囲いのネットを増やすなどの工夫をしたい。
  • 基本的にF1種のタネを使うべき
    • 糸瓜とスイカは、前年に実を買って食べたあとにタネを残しておいて、そこから栽培したのですが、発芽時期や病害虫対策などの点で弱い可能性があるので、できるだけ早めに市販のF1種のタネを用意しておいて栽培したほうがよい。

おわりに

2023年は収穫量が多かったのがとてもよかったです。良い点、悪い点どちらもありましたが、来年に活かそうと思います。

1年通して栽培して土が疲弊しているので、来年の春に向けて肥料を足したりして、調整するのが必要そうだなと考えてるところです。

来年も1年通して畑を利用できるので、引き続きやっていきます。

明日は、 id:shiumachi の記事です。