書籍紹介:エキスパートPythonプログラミング改訂3版

『エキスパートPythonプログラミング 改訂3版』を査読でお手伝いしまして、本書をいただきましたので紹介します。

最初に手にとった際、「分厚い・・・」と感じました。手元に初版から改訂3版までがあるのですが、ページ数はそれぞれ次の通りです。

  • 初版:416ページ
  • 改訂2版:520ページ
  • 改訂3版:616ページ

これまで改訂のたびに100ページほど増えてました。

改訂3版はPython3.9をターゲットにしています。

改訂2版の際はPython2系と3系の比較の話などがありましたが、Python2系は完全にEOLとなり、Python3系のほうが一般的な状況となったので、2系の話は基本的にありません。

また、3系でもEOLとなったバージョンの話は削除され、比較的最近入った機能などの説明が追加されています。

「古くなったものが削除され、新しいものが追加された」という感じの改訂になっています。

レベル感は以前と変わらず、中級、上級者向けの内容となっています。